運と実力どちらが大事?

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大儲け or 大損する人の差。FX

大儲けに必要なのは運か実力か
「FXで2億5000万円の脱税:定年夫婦」
「FXで1億4000万円の脱税:会社役員34歳」

 10〜15年ほど前からちょくちょくFX脱税のニュースを見かけます。

 FXトレーダーはたくさんいると聞きますが、それにしても儲け方が尋常じゃありません。大儲けですよね。

 実際、日本にはFXで大儲けした人は少なくないはず。それにしても、FXはそんなに簡単に大儲けできるものなのでしょうか?

 例えば、冒頭で紹介したご夫婦なんかは御年70歳と66歳FXトレーダー。

 2億5000万円脱税するほどFXで大儲けするということはとてつもないFX手腕・・・なのでしょうか?

FXで2億5000万円儲けるためには・・・

 その可能性も否めませんが、FXで2,3憶を超えるレベルで大儲けするためには、少なくとも――

  • 1億の元手があり・・・
  • ・平均年利40〜50%で・・・
  • ・投資期間5,6年を掛けて・・・

 ――資金を運用しなければなりません。ハードルはかなり高いです。

 あるいはこれができなかったとしても、FXで大儲けできる値動きの激しい相場でトレードした可能性というのがあります。

 スイスフランショックやリーマンショック、大震災などの経済的有事や混乱の相場ですね。

 このような経済的有事・混乱の際にトレードをし、FXで大儲けした人は少なからず存在します。

 このページでは、経済的有事・混乱の相場で、どのようにトレードをすればFXで大儲けできるか説明していきましょう。



スイスフランショック
震災、リーマンショックの時

混乱相場での儲け方
 先ほど例に挙げたスイスフランショックや大地震、リーマンショックの時の相場。このとき、FXで大儲けできるのでしょうか?

 ポイントは、このような混乱するFXの相場において大儲けをするために、高度な経済知識が必要かどうかと言う点。

 スイスフランショック、大地震、リーマンショックのような混乱相場の動きや大儲けした例など順番に見ていきましょう。

スイスフランショックで大儲けできた例


 先にスイスフランショックの背について説明していきましょう。

 スイスフランショックは、スイスが自国の輸出産業を守るための為替介入をやめたことからはじまります。

スイスフランはもともと稼げる相場だった

 スイス政府の為替介入をやめる前の相場は、日本のFXトレーダーがそれこそ大儲けできるような相場でもありました。

 というのも、為替介入があった頃は1ユーロ=1.20スイスフランを超えないようにスイス政府がスイスフランを売り&ユーロ買いしていたからです。

 要はスイス政府が意図的にスイスフランの高騰を止めていたということなので、1ユーロ=1.20スイスフランで相場下落が鉄板でした。

 この時スイスフランで大きな売りを入れれば大儲けだったわけですね。

 それが変わったのが2015年1月

スイスフランショックの異常相場

 この時も多くのFXトレーダーが、いつもと同じように1ユーロ=1.20スイスフランのラインでフルレバレッジのスイスフラン売りを入れていました。

 そんな折、突如スイス政府が為替介入をやめると言い出したわけです。

 今までスイスフラン高を止める政府の大きなパワーは無くなり、せきを切るようにスイスフランは爆騰

 その値動きなんと45円。この間20分程度。

 こんな経緯でかつてないほどFXの相場が混乱したわけですが、このときFXトレーダーは果たして・・・?

スイスフランショックで大儲け or 大損?


 ネットへの書き込みを見ても、コトの大きさが分かります。損をした人の中には――

  • 5000万円以上の含み損
  • 自殺したい
  • ・追証2000万円
  • ・マイナス9200万円

 このような内容の書き込んだ人が・・・。さらに「FXで生活を台無しにされた」と言っているFXトレーダーも。

 FXの怖さが伝わるようですが・・・一方でFXはゼロサムゲーム。

大損の裏の大儲け

 大損した人もいれば大儲けした人もいます。一部の大儲けしたトレーダーの書き込みを引用すると――

  • 口座に1億円があるんだが・・・
  • ・涙が止まらない。勝っただろ俺
  • 5000万円の利益が出ました
  • ・これでまた人生をやり直せます

 などなど・・・。FXの怖さと同時にFXで大儲けできるという夢も感じますね。

大損と大儲けの分け目

 この時、2015年のスイスフランショックの時、為替介入中止の噂を聞きつけたFXトレーダーもいるはずです。

 このようなトレーダーはスイス政府の発表を受ける前にポジションを解消、混乱相場を回避できたことでしょう。

 あるいはヤマをはり狙って儲けたトレーダーもいるでしょうが、これはかなりの相場師(投機家)だと言えます。

 一方で噂よりもインサイダーで確信的な情報を得ていたトレーダーは、儲けるべくして儲けたトレーダーもいるやも知れません。

 基本的にはほとんどの人がこれを予測する事ができず、思いもよらず大儲けあるいは大損したということですね。

■4パターンのFXトレーダー


 さて、このような混乱相場でのFXトレーダーの対応を、4パターンに分けてました。

  • 大損 1: 発表にすら気づかない人
  • 大損 2: なんとなく手を出した素人
  • 大儲け1: 発表を聞き素早くフォロー
  • 大儲け2: なんとなく儲けた奇跡の素人

 通常、このような超混乱相場で取引をするのはリスクが高すぎるという見解を下すのがFXトレードの基本。

 いつものようにFXをしていても、逆指値の損切り設定を怠り多額の借金を背負った人も。いずれにせよ大損した人が多数いました。

 そんな中、発表を聞きながらすぐに相場に対応できたFXトレーダーは少数でしょう。

 そのうえ正しく相場を読んで大儲けできたFXトレーダーも少数でしょう。

 さらに奇跡的なFXトレーダーがいるとすれば、なんとなくポジションを持って運よくポジションが切られず、なんとなく決済して大儲けできた人だと言えます。

 スイスフランショックに関して言うと、大儲けできた人は運がよかったということ。

 スイスフランショック相場において、実力で大儲けを出すハードルはかなり高いと言えます。

運ではなく実力で大儲けできる場合は?


 そうなると、混乱相場で大儲けを狙いFXするのは得策ではないのでしょうか?

 実は、スイスフランショックほどの突発的な混乱相場でなければ話が変わってきます。

 災害やリーマンショックなど、ある程度ちゃんと予想できる相場であれば、実力で大儲け出来る可能性が高くなります。

■日本では災害リスクで円高に


 日本の円相場は、政治情勢や経済情勢が悪くなると円高になる傾向があります。

 例えば2013年東日本大震災の時は、1週間で――

 1ドル = 82円 → 76円

 ――という円高になりました。このように相場傾向はある程度決まっていると言えます。

 災害にかこつけて利益をあげるという不謹慎な考え方を推奨したいわけではありません。

 FXトレーダーは、いついかなる状況でも冷静に利益を追求する必要があるということ。

 災害云々に関わらず、情勢が良くなれば日本では円安、情勢が悪くなれば円高に動くと考えると良いでしょう。

 それではリーマンショックではどうでしょう?

■リーマンショックでは大儲けできたか?


 リーマンショックとは、2008年に起こった世界的な金融危機。

 アメリカの住宅ローンのバブル崩壊から世界有数の投資銀行リーマン・ブラザーズの倒産を端に発し、連鎖的大規模にショックが伝播しました。

 当然リーマンショックの震源地となった米ドルの価値も下落。9月に103円だったドル相場は同年の12月には80円台に突入しています。

 この恐慌相場を狙う投資家は――

  • 暴落相場での空売り
  • ・下落後の回復相場で買い

 という顕著な流れに乗り、大儲けしたトレーダーも少なくありません。

 ということで、リーマンショックで大儲けを狙うことは現実的だったと言えます。

 大儲けのチャンスはこのような大変動相場だけではありません。国家レベルの強力な政策から相場の流れを掴むことも大儲けのチャンスです。


「買い」だけで簡単に儲けが出た
アベノミクス相場


 政府など国家機関レベルの政策で、相場が長期的に動くときもあります。

 そういった場合は、比較的簡単に大儲けすることができました。

 代表的なものはアベノミクス相場。FXの手腕に関わらず、アベノミクスの円安相場の流れに身を任せて大儲けした人が多くいました。

アベノミクスはどんな相場?

 アベノミクスはご存知、安倍首相が打ち出した経済政策。

 ドル円相場は政策発表時の2012年12月に80円半ば。これが2013年5月には100円台となりました。

 つまり、約半年ほどで15円も円安が進んだということですね。

 この相場では、どんな外国通貨でも円で買いエントリーをすれば大きな差益が手に入り、さらに高い金利も獲得できました

 大儲けしたFXトレーダーの多かった簡単な相場でしたね。

 ここまでの話を軽くまとめると、簡単に大儲けを狙うなら――

 FX相場のイベント的な相場を見極めよ!

 ――ということになります。

 ただし忘れてはいけないのは、大儲けをすることと同時に大損の回避です。


FXの大儲けは大損回避から


 100万円が200万円になっても、1千万円、2千万円になっても・・・大儲けはどれだけお金が増えたとしても狙っていきたいものですよね。

 大儲けは10回しても20回しても何も問題ありません。むしろ最高のことです。

 しかし大損だけは1回ですべてが終わります。

 もし5千万円持っていようが、1億円、10億円と持っていようが、大損してしまっては文字通り元も子もありません

 大損をしっかり回避できる状態を作ることが、大儲けを狙う土台固めというわけですね。

 ということで、大損を回避する方法をおさらいしましょう。

■最重要! とにかく逆指値で「損切り設定」


 スイスフランショックのようなFXの混乱相場は突発的にやってきます。

 その時、24時間相場に張り付いて常にFXをしていられるでしょうか?

 冠婚葬祭行事があるかも知れませんし、単純に停電や故障で一時的にPCや携帯機器を使えず、相場を確認できないかも知れません。

 FXの相場と一緒で、実生活でも何が起こるか分かりません。FXでポジションを持つときは必ず「逆指値=損切り設定」をしておきましょう

 ここで言う「必ず」とは、100%100回中100回全部が全部の「必ず」。

 損切り設定さえしておけば、全財産を失うリスクを回避することができます。

 >>損切りについて徹底解説!

 大変動相場だろうが、恐慌相場だろうが、損切りさえできれば大儲けを狙ってリエントリーするチャンスもあり得ますね。

 さらに大損の回避を徹底するためにも、実効レバレッジを見直しましょう。


大損の回避方法
レバレッジの見直しから。「まとめ」


 基本的なことを話すと、FXで大損が出うるのはポジションサイズ(※)が大きすぎるとき。

ポジションサイズ=取引高  FX口座内の証拠金残高、つまり元手に対し、実際の取引高が大きいとき「実効レバレッジが高い」と言います。

 FXでは実効レバレッジが高いほど大儲けしやすいですが、大損も出やすくなります。

 FXで取引高を大きくするときは、FXの相場予想に絶対の自信があるときにしましょう。

まとめ 「FXで大儲けするためには?」


 最後に、FXで大儲けするためには――

  • ・突発的な混乱相場では素早く注文を
  • 運に任せる覚悟も必要
  • ・予想しやすいイベント相場を見極めよ
  • ・大儲けより大損回避が先

 最も簡単なのはアベノミクスのような読みやすい上昇相場に乗り大儲けすることでしょう。

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