バルサラの破産確率表で最強の資金管理

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バルサラの破産確率表 改良版 資産管理の徹底

バルサラの破産確率 改良版 投資において最も大事なことは、資金がゼロになることを防ぐこと。

投資の目的が利益を出すことならば・・・
投資の極意は資金を増やすこと

しかし、資金が無くなれば投資自体が不可能となります。資金0円の投資家には、そもそも利益を出したり資金を増やす資格がありません。すなわち・・・

資金を管理することは投資の条件です。一言で資金管理とは、長期的に利益が最大になるための数学的な投資高コントロール。利益を長期的に最大化させるためには破産の回避が条件となります。

そして、この破産回避のために参考されるのがバルサラの破産確率

バルサラの破産確率とは、数学者ナウザー・バルサラが考案した「3つの条件から破算確率がわかる」というもの。
  • ・損益率
  • ・勝率
  • ・損切り設定
の3つの条件の下、トレードをひたすら続けた場合に破産する確率を導き出す計算方法です。

もし破産確率が1%を上回る場合、バルサラの破産確率表を参考しながら資金管理のルールを徹底的に改善していきましょう。

 このページではこのバルサラの破産確率について詳しく説明するとともに、より使いやすいバルサラの破産確率表 改良版も公開しています。

破産確率表とは一体何なのか!?

バルサラの破産確率 改良版 バルサラの破産確率とは、数学者ナウザー・バルサラが考案した計算理論。

トレードにおける
  • ・損益率
  • ・勝率
  • ・損切り設定
の3つのデータから求めることができ、自分のトレードルールの正しさを判断する基準になります。

どんなトレードだろうと、破産する確率を数学的に割り出せる
「バルサラの破産確率表」がトレーダーに愛用されています。

バルサラの
破産確率表
損益率(%)
50%75%100%200%300%


|


5%100%100%100%100%100%
10%100%100%100%100%100%
15%100%100%100%100%100%
20%100%100%100%100%100%
25%100%100%100%100%99%
30%100%100%100%100%27.7%
35%100%100%100%60.8%8.20%
40%100%100%100%14.3%2.50%
45%100%100%100%3.30%0.80%
50%100%100%99%0.80%0.20%
55%100%100%13.2%0.20%0.10%
60%100%24.8%1.70%0%0%
65%100%2.10%0.20%0%0%
70%12.8%0%0%0%0%
75%4%0%0%0%0%
80%0%0%0%0%0%
※損切設定=10%の破産確率表
表に出てくる用語の解説
  • 勝率
    利益が出れば「勝ち」、
    損すれば「負け」としたとき
  • 勝率=「勝ち」の回数÷総トレード数×100%

  • 損益率(ペイオフレシオ)
    「勝ち」の時における利益の平均を「平均利益」、
  • 「負け」の時における損失の平均を「平均損失」としたとき
  • 損益率=「平均利益」÷「平均損失」×100%

  • 損切り設定
    元手に対する「平均損失」の割合
  • 損切り設定=「平均損失」÷元手×100%
破産確率表の読み方

ここで損益率が100%で、勝率が50%の破産確率に注目してみましょう。この破産確率は99%となっていますね。

この意味は、例えば
条件
  • ・元手100万円
  • ・平均損失10万円
  • ⇒損切り設定=「平均損失」÷元手×100%=10%
でトレードを行うとき

結果
  • ・利益が10万円
  • ⇒損益率=
    「平均利益」÷「平均損失」=
    10万円÷10万円×100(%)=100%
  • ・勝率が50%

破産する確率は99%になる、ということです。

それでは、破産確率は一体何%を目指せばよいのか。

答えは、「1%以下」。

一般的に破産確率は1%以内になることが望ましいと言われています。

ここで、上の破産確率表における破産確率は何を根拠に求められているのか、気になる人がいるかもしれません。

バルサラの破産確率を求める計算式は非常に複雑です。
バルサラの破産確率 計算式
PX^(K+1) +(1−P)
破算確率Q=X ^L
Q:破産確率、P:勝率、K:損益率
  L:資産に対する最大損失率、0<X<1
多くの人が上の計算式を見て思ったこと、代弁いたしましょう。

意味がわからん!!!

安心してください、この計算式の意味を理解する必要一切なし。

多くのトレーダーもバルサラの破産確率表を参考にするだけで、計算式を理解しているわけではありません。

もちろん、バルサラの破産確率も数学的な根拠が認められているので、トレードにおいて有効な指標として参考にされています。

ただ、トレードをする上では、バルサラの破産確率の結果のみが必要になるだけ。

バルサラの破産確率とは、自分のトレードルールが正しいのかを確かめるための1つの指標

ただ、指標と言えど、非常に多くのトレーダーに愛用され、重要であることには間違いありません。

では、次はこのバルサラの破産確率がなぜここまで多くのトレーダーに愛用され、重要なのかを説明していきます。

破産確率の重要性

トレーダーの評価基準 トレーダーが自分のトレードについて評価するとき、何をもって良し悪しを判断すればいいでしょう?  

運用成績でしょうか? ・・・いえ、実際には運用成績のみで直ちに判断するのは危険です。  

なぜなら、過去の運用成績だけでは今後の運用で失敗しないという根拠にならないからです。
  • 〜運用成績だけでは良し悪しは判断できない〜
  • 1ヵ月の利率50%!  ――という極めて高い運用益を出した投資家を、優秀であると判断できるでしょうか?

  • 結論は、これだけでは分かりません。

  • 問題は、この投資家が2ヶ月目も3ヵ月目、ひいては5年後も10年後も、同じ50%の運用成績を出しているかどうかです。

  • 勘が少しでもいいなら気づくはずです。そんなことはあり得ないということに。

このように運用成績は参考にこそすれ、重要なのは、いかに効率的なトレードルールを組んでいるか数学的に判断することです。

破産確率とドローダウンを評価せよ


トレーダーの実力が本物なのかなんちゃってなのかをフィルタリングする、手っ取り早い質問があります。

それは「最大ドローダウンは?」という質問。

最大ドローダウンは、トレードにおいて資金がどこまで最小化したことがあるか問うもの

※例えば・・・
100万円を50万円まで減らしたことがある場合は、資金の半分を失っているので最大ドローダウンが50%。
200万円を20万円に減らした場合は、10%だけ残っているので最大ドローダウンは90%。



最大ドローダウンが100%で破産となります。この最大ドローダウンはトレーダーの大敵。

トレーダーは数学的なトレードルールを制定し、何が起こるか分からない相場の中でこの最大ドローダウンを積極的にコントロールします。

つまり、トレーダーのトレードルールは数学的な根拠が必ずあるということ。

あるいはルールに数学的根拠が無ければ勝てないということですね。

そこで参考されるのがこのバルサラの破産確率であり、重要な指標とされる所以です。

バルサラの破産確率表の欠点


バルサラの破産確率表には1つだけ欠点があります。

初めにバルサラの破産確率を算出するためには、
  • ・損益率
  • ・勝率
  • ・損切り設定
の3つのデータが必要であると説明しました。

そこで、もう一度バルサラの破産確率表を見てみましょう。

バルサラの
破産確率表
損益率(%)
50%75%100%200%300%


|


5%100%100%100%100%100%
10%100%100%100%100%100%
15%100%100%100%100%100%
20%100%100%100%100%100%
25%100%100%100%100%99%
30%100%100%100%100%27.7%
35%100%100%100%60.8%8.20%
40%100%100%100%14.3%2.50%
45%100%100%100%3.30%0.80%
50%100%100%99%0.80%0.20%
55%100%100%13.2%0.20%0.10%
60%100%24.8%1.70%0%0%
65%100%2.10%0.20%0%0%
70%12.8%0%0%0%0%
75%4%0%0%0%0%
80%0%0%0%0%0%

この表には何か足りないと思いませんか?

この表には損切り設定という項目がありません。

バルサラの破産確率において、元手に対する損失額の比率を表す。
トレードにおいて、損失が出たときの平均損失額を「平均損失」とすると、
損切り設定=「平均損失」÷元手

もちろんバルサラの破産確率を求めるには損切りの設定値が必要になります。

実はこの表、損切り設定10%のトレードを行った場合のバルサラの破産確率表

つまり、実際には損切り設定の値によって、バルサラの破産確率表は異なるのです!

ネット上で、「バルサラの破産確率」と検索すれば、上のような破産確率表が見つかるでしょう。

しかし、そのバルサラの破産確率表は、一種の損切り設定の場合における破産確率にすぎません。

もちろん、自分の損切り設定と同じ破産確率表を見つければ、参考になりますが、非常に手間がかかってしまいます。

そこで、あらゆる損切り設定においてバルサラの破産確率表を参照できるよう、当編集部でこのバルサラの破産確率表をトレーダーのために改良しました。

たった一枚で破産を回避できるトレード設定ができるようになっています

これで一気に戦術が組みやすくなるはず。

必ず役立つ!バルサラの破産確率表を改良 破産回避表

改良版、破産回避表 トレードで破産を回避しつつ効率的に利益を最大化させる場合、自分の
  • ・勝率  :何回に1回勝てるか
  • ・損益率 :1回の利益はいくらか
  • ・損切設定:1回の許容損失は何%か
を考える必要があります。

また破産確率は常に1%以下であればOKでした。

そこで、破産確率が1%となるような
・勝率 
・損益率 
・損切設定
の3つをまとめた表を作りました。

この表のコンセプトは、破産を回避するためにはどれくらいの勝率をキープしなければならないかというもの。

つまり破産回避表ですね。

用語の復習
勝率:利益が出れば「勝ち」、損すれば「負け」としたとき
勝率=「勝ち」の回数÷総トレード数×100%

損益率(ペイオフレシオ):「勝ち」の時における利益の平均を「平均利益」、
「負け」の時における損失の平均を「平均損失」としたとき
損益率=「平均利益」÷「平均損失」×100%

損切り設定:元手に対する「平均損失」の割合
損切り設定=「平均損失」÷元手×100%


■バルサラ参考破産回避表その1


さて、破産を回避するためにはどれくらいの勝率が必要なのでしょうか?

破産回避に
必要な勝率
損切設定(平均損失)
1% 2% 3% 5% 10%


20% 83.8% 84.1% 84.5% 86.0% 87.0%
30% 77.5% 78.0% 78.5% 80.0% 82%
50% 67.5% 68.2% 69.0% 71% 75%
80% 56.6% 58.0% 59% 61% 66%
100% 51.2% 53% 54% 54% 62%
200% 35% 37% 39% 42% 50%
400% 22% 24% 26% 31% 42%
900% 13% 15% 18% 24% 38%
表の見方は簡単で、例えば
・損切り設定5% 
・損益率80% 
のルールでトレードする場合、破産を回避するために必要な勝率は61%ということですね。

割合(%)表記ばかりで分かりにくいかも知れないので、配当倍率・オッズと平均損失でまとめたもう一つも参照してみて下さい。

バルサラ参考破産回避表その2


今度は
元手100万円
平均損失1,2,3,5,10万円
でまとめてあります。

破産回避に
必要な勝率
平均損失
1万円 2万円 3万円 5万円 10万円







1.2倍 83.8% 84.1% 84.5% 86.0% 87.0%
1.3倍 77.5% 78.0% 78.5% 80.0% 82%
1.5倍 67.5% 68.2% 69.0% 71% 75%
1.8倍 56.6% 58.0% 59% 61% 66%
2倍 51.2% 53% 54% 54% 62%
3倍 35% 37% 39% 42% 50%
5倍 22% 24% 26% 31% 42%
10倍 13% 15% 18% 24% 38%
  • ※配当倍率・オッズとは、平均損失に対する平均利益を表し、
  • 配当倍率・オッズ=「平均利益」÷「平均損失」
簡単ですね。一応より具体的な計算例を載せておきます。

※具体的な数字で計算する例
元手設定    :100万円
平均損失    :3万円(損切り設定=3%)
平均利益    :6万円
配当倍率、オッズ:2倍 = 6万 ÷ 3万
破産回避  :勝率54%が必要


実はこの改良版「バルサラの破産確率表」から、損益率の高低によってある傾向が読み取れます。

損益率から見る破産確率の特徴


さて、損益率が高い場合と損益率が低い場合でどのような違いが読み取れるのでしょうか?

損益率が低い場合の傾向
  • 損益率が低い場合、すなわち低い利益を狙っていく場合、ポジションサイズや損切りの設定に関わらず求められる勝率は大きく変わりません

  • 分かりやすく言うと、大きなロットサイズを設定したり損切りの幅を広くしても、小さな利益を狙う場合は高い勝率が必要になるということですね。
反対に損益率が高い場合はどうなのでしょうか。
損益率が高い場合の傾向
  • しかし、損益率が高いトレード、すなわち高い利益を狙っていく場合、ポジションサイズや損切り高を下げると、求められる勝率がグッと下がります

  • 逆に言えば、損益率900%の高利率の戦略を持っていても、損切り設定が強気の10%であるなら、勝率も38%以上なければ破産する可能性が高まるということ。

  • 同じ損益率900%の戦略でも損切り設定を10%から3%に下げるだけで、必要な勝率は 38% → 18%。

  • つまり20%も低い勝率でも稼いで行けるということです。
ということで、トレードは以下の条件で行うと効率がいいです。
  • 低利益狙い:大きな枚数で高勝率
  • 高利益狙い:小さな枚数で低勝率
このあたりが数字でバッチリ出るので、やはり改良版バルサラの破産確率表は便利ですね。

破産確率を0に近づけるためのトレードルール

勝ち組トレーダーへのトレードルールの組み方 さて、バルサラの破産確率についての説明はそろそろ終わりです。

損益率や勝率云々が出ていなくても、改良版「バルサラの破産確率表」は、どれくらいの勝率があればトレードをやっていけそうか十分に参考できそうですね。

いずれにせよ、破産しないためにトレーダーとして必要な条件は、
  • @損益率を低くする
  • A勝率を上げる
  • B正しいトレードルールの制定
の3つになります。

@損益率を低くするには
  • 損益率を低くするということは、つまり損失を抑えること。

  • 損失を抑えるという点で、最も重要になるのが損切りの設定になります。

  • 損切りはトレーダーにとって、リスク管理における最重要対策です。

A勝率を上げるには
  • 勝率を上げる、つまりトレードで勝たなければなりません。

  • 勝てるトレーダーは、正確に相場を読み、正しいエントリーポイント・利確ポイントを知っています。

  • トレーダーが見ているチャートには、多くの相場を読むための線が引かれています。

  • 相場の動きを読む上で、トレーダーによっても使用する線は異なりますが、最もシンプルで多くのトレーダーが使うのがトレンドライン

  • トレード初心者であれば、相場を読む方法として間違いなく初めに覚えるべきです。

  • トレンドラインから、正確な相場観・正しいエントリーポイントや利確ポイントがわかります。

  • また、勝率をあげるという点で、FXには必勝法と呼ばれる手法があります。

  • この必勝法を参考にするのも、勝率を上げる1つの手段でしょう。

B正しいトレードルールが必要
  • バルサラの破産確率とは、あなたのトレードにおける破産確率だけでなく、トレードルールの良し悪しを判断する材料でもあります。

  • もし、あなたがバルサラの破産確率表を見て、1%を超えていたなら、それはトレードルールを見直すべきです。

  • トレードルールと言われると、少し複雑なものを想像していますが、勝てるFXのルールはシンプル

  • シンプルなFXのルールほど強力で対応力があり、改善するのもFXトレーダー自身がルールを守るのも簡単なものです。

それでは最後に、破産しないための必要な3つの条件を満たすために、参考になる記事を紹介します。



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