FXで発生する追加の証拠金とは?

MENU

証拠金の追加入金の特徴と発生条件

追証の特徴と追加条件
 このページでは、FXで発生しうる追証について説明したページです。

 FXでトレードをしていれば、FX業者から証拠金の追加入金を求められることもあるかも知れません。

 あるいは含み損が広がったことで大きく資産を失いそうになり、証拠金の追加入金を既に求められたことがある方もいることでしょう。

 実は、FXの世界においてFX業者から追証を求められるということは――

  • ・強制ロスカットによる大損を被りうる
  • ・大損が確定し、FX業者に借金している

 ――という危険な事態を表しています。

 要するに追証は絶対に避けるべきもので、発生して良いことは一切ありません。

 そこで今回は、FXで絶対に避けたい追証について、またその発生条件についてまとめました。

 さらに証拠金の追加入金が不要なFX業者も紹介。このページさえ読めば、追証についてすべて理解できるようになっています。



FXでよく聞く追証の意味とは?


 FXにおける「追証」とはどういう意味なのでしょう?

 そもそもFXというのは、FX業者を仲介することで元手の何倍(レバレッジ)もの金額で取引が可能となる、信用取引のようなものを言いますね。

 トレーダーはこの元手をFX業者に「証拠金」という名の担保として預け、取引で損がでたときにFX業者はトレーダーの証拠金を損失の補てんに使います。

 FX口座内の 証拠金の額が損失発生時の補てんに不十分だとFX業者が判断した場合、FX業者はトレーダーに証拠金の追加入金を求めます。

 この加で入金する拠金のことを、トレードの世界では追証といいます。

追証は取引中に発生するもの


 追証はFXの取引中でなければ発生しません。

 取引中というのは買いや売りの注文を入れて、決済をするまでの未決済状態を指します。ポジションの保有中とも言いますね。

FXの取引で利益と損失が確定するまで

 FXの取引中に「今決済したらこれくらいの損益が確定するよ」という見込みの儲けや損失のことを、含み益または含み損といいます。

 FXにおいて利益や損益が確定するのは取引を決済した瞬間になります。

 つまり、今まで保有していた含み損や含み益が決済により確定したときに、FX口座の中の証拠金の残高が増えたり減ったりするというわけですね。

 実際には、確定する前の含み損や含み益を加算したみなしのFX口座残高が、トレードに有効な証拠金として見なされます。

FXでは有効証拠金が重要

 FX口座にある口座残高を証拠金とするなら、まだ確定していない含み損や含み益を加算した暫定的なFX口座残高を有効証拠金と言います。

 追証つまり追加請求の証拠金というのは、この有効証拠金が少なくなったときに発生します。

 分かりやすく言うと、FXをするのに有効な証拠金が足りないから追加してください、というわけですね。

 それでは、この有効証拠金がどこまで減ったら追証は発生するのでしょう?

いつ追証が発生するのか


 FX業者が追証を請求するタイミングは、そのトレーダーのFX口座の証拠金維持率が低くなった時です。

 この証拠金維持率というのは、取引中のポジションの大きさに対してどの程度の有効な証拠金残っているか判断する際に参考される指標数値。

 簡単に言うと、証拠金維持率が高いと取引高に対して有効証拠金が多いということ。

 反対に証拠金維持率が低い場合、取引高に対して有効証拠金が少ないと見なされます。その分、強制ロスカットや追証発生の危険が増します。

証拠金維持率が低いのは良くない事態

 FX業者はこの証拠金維持率が下がると、有効証拠金(担保)が足りないと判断します。

 その結果として、証拠金維持率が業者規定の水準を下回ったとき追証の請求するという流れになります。

 この追証を請求する水準というのはFX業者によって若干異なりますが、ほとんどのFX業者は証拠金維持率が50%を割った時点で追証を求めます。

 ちなみにこの証拠金維持率は、「有効証拠金」を「取引に必要な最低限の証拠金」で割ると出てきます。

 この証拠金維持率の計算方法を「取引に必要な最低限の証拠金」の説明とともに見ていきましょう。

必要証拠金とは?


 取引に必要な最低限の証拠金を、FXでは必要証拠金と言います。

 この必要証拠金は、現在の取引高÷最大レバレッジという計算式で割り出されます。

 例えば取引高100万円のFXを25倍のレバレッジで取引をしている場合――

 必要証拠金は、100万円 ÷ 25倍 = 4万円

 ――となります。

 つまり必要証拠金というのは、取引高と使っているFX口座の最大レバレッジとの関係でわかります。

 なんとなくFXにおける必要証拠金がどんなものか分かってきたでしょうか?

 続いては、証拠金維持率の計算方法に移ります。

証拠金維持率の計算方法


 FXにおいて追証発生の基準となる証拠金維持率の計算方法は――

(口座残高 + 含み損益) ÷ 必要証拠金

 ――このようになっています。

 この証拠金維持率の計算方法は追証の発生の基準を求める際の基準になります。

 先ほど少し触れましたが、この計算で求められる証拠金維持率は、現在の取引の大きさに対して有効証拠金がどれだけ残っているかという基準にもなります。


追証の解消方法とは


 追証(追加の証拠金請求)が発生した場合の解消方法は大きく分けて2つ。

  1. 追証を支払うこと
  2. 継続中の取引を決済させる

 それぞれの詳細について見ていきましょう。

追証を支払う


 FX業者の求める額の追証を支払えば、追証は解消されます。

 これはFX口座の中の有効証拠金が増えるためで、証拠金維持率が強制ロスカットされる基準を上回ることになるからですね。

 ただし追証を支払っても、そのあとにさらに含み損が広がった場合は有効証拠金が再び減ってしまいます。

 その結果、再び追証を求められる可能性もあります。

取引を決済する


 有効証拠金がマイナスにならない限り、取引を決済してしまえば証拠金の増加をせずに済みます

 もしチャートの動きを見てこれ以上は利益が出ないと思った場合、決済してしまうのも良いでしょう。

 損失が出ている状態でこの損を確定決済をすることを、FXの世界では損切と言われます。

 損切をすると含み損を確定させることになりますが、思い切って損を切ったほうが良いときも多々あります。

 利益が出ないと判断した場合は損切りをすることにより、より大きな損失を出さずに済みます


追証を払わないとどうなる?


 さて、それでは追証が発生したとき――

「ポジションを決済しない」
「追証を支払わずに無視」

 ――すると、どうなってしまうのでしょうか?

 この場合、トレーダーの意思と関係なくFX業者が継続中の取引を強制的に決済してしまいます

 この強制決済のことを、強制ロスカットと言います。

強制ロスカットが発生する


 FXの追証は損失が証拠金よりも大きくなりそうなときに発生すると言いました。

 このときトレーダーが追証を支払わず、自らの意思で取引を決済しない場合、担保として預かっている証拠金より損失が大きくなる可能性がありますね。

 この場合は、FX業者が強制的にトレーダーの取引を決済します。これを強制ロスカット(強制決済)といいます。

 追証の発生からFX業者の定める時刻まで、トレーダーが自ら取引を決済するか追証を支払わなければ、強制ロスカットが執行されます。

 この強制ロスカットにより損失が確定し、損失分を担保の証拠金からFX業者に支払うことになります。

 ただし、強制ロスカットを執行するまでに激しく値が動くと、FX業者に借金を背負う可能性が出てきます。

強制ロスカットが間に合わない


 実はFX業者が行う強制ロスカットは間に合わないことがあります。

 強制ロスカットが執行されるまでには時間がかかるので、その間に為替相場が大きく動くとFX口座の中の証拠金を超える損失が発生する恐れがあります。

 この状態を言い換えると、業者へ取引で損失が出たときに支払うための担保である証拠金が足りなくなっている状態と言えますね。

 FXの基本はFX業者がトレーダーの損失を立て替える信用取引なのでトレーダーの損失をFX業者は必ず請求します。

 請求額をトレーダー側が支払えない場合、トレーダーはFX業者に対して借金を負うことになってしまいます。


破産に繋がる借金は容易に起こりうる


 ここまでの内容で、FXでは追証によって借金が発生することがあるという点は分かったのではないでしょうか?

 そこで、本当にこの追証が原因で破産に追い込まれるほどの借金を背負う事態が起こりうるのかについて考えてみます。

スイスフラン大暴落のお話


 スイスフランショックをご存知でしょうか?

 スイスショックというのは2015年にスイスフランが115円から162円台へ高騰し、その後132円台へ急落した相場の大変動を指します。

 その結果、売りで取引をしていた人たちはスイスフランの高騰で大損害を出し、高騰後に買い取引をした人たちはその後の急落で大損害を被りました。

 FXの標準的な取引高は100万円〜1000万円程度なので、少なくない数のトレーダーが数十万円から数百万円の損失を被ることになったのです。

 この損害規模の大きさから、多くの方が借金を作ることになりました。

 このスイスフランショックのような事態が起こると、FXでは容易に破産に繋がる借金を背負う可能性があるのです。

投資の損失は自己破産が許されない


 ちなみに万が一FXで借金を背負った場合、FXの損失による借金は自己破産が認められないことがあります。

 なぜなら国が定める自己破産要綱に、ギャンブルや投機が原因となる借金は自己破産の対象外になると記載されているからです。

 現にFXをはじめとした投資による損失が原因となる借金は自己破産申請を裁判所に拒否されるケースが少なくありません。

 自己破産ができない以上、一生をかけてFX業者に対して背負った借金を地道に返し続けなくてはいけません。

 これは絶対に回避したいですよね。

 そこで、追加の証拠金を求めないFX業者の個人口座でトレードすることをおすすめします。


海外FXには借金リスクがない

海外口座が安全な理由
 実はFX業者の中にはいくらレバレッジをかけて取引をしても、借金や追証が発生しないサービスを提供している会社があります。

 それはゼロカットというシステムを提供している海外FX業者。

 >>ゼロカット徹底解説はこちら

 ここからは、借金リスクのないゼロカットを採用する海外のFX会社について説明しましょう。

追証がない=借金の危険はなし!


 実は、海外のほとんどのFX業者には追証というシステムがありません。

 もしFX口座の中の証拠金が不十分になった場合、追証を請求せずに含み損が拡大する前にさっさとFX業者がポジションを決済してくれます。

 つまり海外FX業者の個人口座を利用する限り、FXで借金を背負うことはまずあり得ないということ。

海外FX業者に追証がない理由


 海外FX業者に追証がない理由は、証拠金維持率が少なくなったときにこれ以上損失を出さないように取引をすぐに決済してくれるためです。

 その結果としてFX口座がマイナスになった時にも海外FX業者は追証を請求しないのです。

 これはゼロカットと呼ばれる海外FX特有のシステムです。

 このシステムがあるので、FX口座の残高がマイナスになった時にはマイナス分を帳消しにし、残高を0円にも戻してくれます

 さて、そろそろまとめに入りましょう

海外口座を使わない手はない


 このページでは、追証と、追証が発生するリスクや条件について説明してきました。

 ここまでの内容で、FXに特有の追証の怖さがなんとなくわかったのではないでしょうか?

 FXもとい相場の世界は不確定なものばかり。

 スイスショックやリーマンショックのように為替相場が爆発的に動くこともあれば、思った値段で決済できないこともあります。

 そんな不確定なFXだからこそ、追加の証拠金が絶対に発生しない海外のFX業者の存在はありがたいもの。

 追証のない海外のFX業者の中で、特におすすめのFX会社をランキング形式でまとめてみました。



人気のページTOP6

最新記事

特集 ビットコインFX

特集 対談インタビュー

基本情報

ニュース

リスク管理

レバレッジで選ぶトレード

FX会社おすすめTOP5

トレード体験記

投資について

トレード手法

海外口座について

比較とランキング

FXの税金

口座開設について

FXの説明書

海外FX業者一覧

国内FX業者一覧

入出金方法など

法人口座ほか