為替取引の定石は?

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トレードスタイル
FXで勝ち続くている人と負けている人の違いは、自分の手法を確立しているかどうか。これはFX初心者の方が悩むポイントの一つだと思います。

FXの手法を確立するためには、過去の経済指標を分析したり、たくさんの本を読みデモで検証したりと多くの労力が必要になります。

今回はそのような人が、今後FXのトレード方法を確立できるようにトレードスタイルの特徴をまとめました。FXのトレードスタイルについて基本的なこと紹介していきますから、トレードに役立つこと間違いなしです。ぜひ勝てるトレーダーになっていただきたいと思います。




FXのトレードスタイルは3種類


スキャル デイトレ スイング
ではまず、FXで主流なトレードスタイルについてみていきます。聞いたことがある人多いと思いますが、基本的に大きく分けて

  • スキャルピング
  • デイトレード
  • スイングトレード

の3種類があります。これらをさらに理解してもらうために、さらに深く見ていきます。

スキャルピングとは?


スキャルピングとは、FXにおいて超短期でトレードをする手法です。取引時間は数秒〜数分、したがって1〜5分足の時間足チャートを見ながらトレードします。

スキャルピング・トレードをする人をスキャルピング・トレーダーまたはスキャラー、スキャルパーと呼び、1 pips〜10 pipsを狙ってトレードをします。

スキャルピング・トレードでは、ファンダメンタルズはあまり考慮せず、ローソク足のみを参考にしながらトレードをするのが基本。反射神経でトレードを繰り返すので、ゲームに似た感覚とも言えます。

デイトレードとは?


デイトレードとは、短期でトレードをするFXの手法。取引時間は数分〜数時間、およそ15分〜1時間足のチャートを見ながらトレードをする人が多いです。

デイトレードをする人をデイトレーダーと呼び、およそ10 pips~100 pipsの利益を狙ってトレードをします。

デイトレードではニュースを見ながらファンダメンタルズを考慮しトレードする人が多い傾向にあります。

スイングトレードとは?


スイングトレードとは、中長期でトレードをするFX手法。取引時間は数時間〜となり、4時間足〜日足、週足の時間足でトレードをするのが基本です。

スイングトレードをするFXトレーダーを、スイングトレーダーと呼びます。スイングトレーダーの狙う利益は100 pips〜というもの。

スイングトレードはチャートを見るところは他のFX手法と同じですが、テクニカルズと同時に、地合いなどのファンダメンタルズもしっかり考慮しなければいけません。


それぞれの手法のメリット、デメリットを比較してみる


3種類の主要なトレードスタイルは取引時間だけなく多くの点で異なります。例えば、FXで多くの利益を狙えるのはトレード時間が長いスイングで、スキャルピングが小さな利益を狙うことになります。

しかし長期の時間ポジションを保有しているという事は、常にリスクにさらされているという事を意味します。土日に有事があり、ポジションを持ち越ししていたら、大損をするというのは稀にあり得ます。

そのことを考えるとスキャルピングがローリスクローリターン。(スキャルピングは禁止しているFX会社も存在します。)

FXのトレードスタイルはどれも特徴があって選ぶのも迷ってしまいがち。そこで、FXのトレードスタイルごとに特徴を一覧にまとめてみました。

スキャル デイトレ スイング
元手 5万円〜 20万円〜 50万円〜
利益 少ない 多い 多い
取引時間 〜5分 〜数時間 1日〜
労力 大変 そこそこ 楽ちん
大きなリスク なし そこまでない あり
難易度 簡単 少し難しい 難しい

最もバランスがよさそうなのはデイトレードですが、昼に仕事を持っている人にとっては、短時間で集中してできるスキャルピングトレードか、ポジション管理が楽ちんなスイングトレードが良いですね。

出勤前後で行うならスキャルピングトレードがおすすめですが、労力の割に利益が少なく、精神力も必要なスタイルです。スイングトレードはリスク管理さえすればとても優れたトレードスタイルですが、難易度がやや高いです。

初心者は効率的に稼ぐことのできるスイングトレードをぜひ目指して頂きたいです。

取引時間は3種類の市場時間に合わせる


3つの大きな市場セッション
FXの3つのトレードスタイルを紹介したところで、次はいつトレードをすればいいかを見ていきます。

FXではこの時間は値動きが大きかったり、小さかったりということがあります。24時間FXのトレードができますが、開いている市場が時間により異なり、時間を絞ってやるとトレード結果が変わってくることがあります。


FXをする上で覚えておきたい三大市場



FXでトレードするうえで覚えておきたいのは

  • 東京市場
  • ロンドン市場
  • ニューヨーク市場

の3つです。まずは、なじみのある東京市場から順に見ていきましょう。

東京市場


東京市場が開いている時間は、9:00〜15:00まで。

この時間はいわゆる実需(貿易に使うために通貨を買うなど)が多いことが特徴です。また、この時間は国内トレーダーがトレードするのみ、他国トレーダーの参加が少ないので流動性が低く、値動きが小さいです。

しかし、東京市場には仲値の決定があります。これを知っていると、FXトレードの戦略が広がりますから、知っておくと便利です。

仲値とは、金融機関が顧客に向けて外貨販売の基準レートの事です。為替レートは常に変動しているので、それを確認して通貨の売買を行うのは大変なことですよね。ですからその手間を省くために9:55に通貨の値段を決定します。

この時、金融機関は利益をより得るためにできるだけ高いレートを提示したいですよね。ですから、一時的に外貨を買い上げレートを上げることがあります。この流れに乗って9:55前に外貨買い円売りのポジションを仕掛ければ利益を上げる確率が増えます。

FXでトレードをする際にぜひ覚えておきたい手法ですね。

ロンドン市場


ロンドン市場が開いている時間は、16:30〜0:30まで。(11月〜3月の冬時間は17:30〜1:30まで)

この市場からヨーロッパの多くのトレーダーがFXトレードを開始します。このことで、東京時間に比べ値動きが大きくなるのが特徴です。

さらに、この時間は雇用統計の発表やECBドラギ総裁の会見など、多くの経済指標が発表されます。このことによって為替レートが大きく変動しますから、大きく利益を生み出すことが可能です。

日本のFXトレーダーもトレードしやすい時間のため、おすすめの市場です。



ニューヨーク市場


ニューヨーク市場が開いている時間は、22:30〜5:00までです。(11月〜3月の冬時間は23:30〜6:00まで)

この市場はロンドン市場と時間が重なっていることもあり、その時間は一番値動きが激しくなると言っても過言ではありません。

早朝ではありますが、数か月に一度日本時間の4:00頃にFRBから金利などの発表があります。このことによって値動きがさらに激しくなりますから、ポジションを持ったままにせず、一度整理するのがリスクヘッジの1つとしておすすめです。


トレード手法まとめ。FXの花形


簡単なトレード手法 紹介
3種類のトレードスタイル、FX取引時間の目安である3大市場を見てきました。ここでみなさんをさらにプロFXトレーダーに近づけるために、メジャーなFXの手法を公開していきます。難易度はそれほど高くなく、だれでも再現できるFXのトレード手法です。ぜひ参考にして、FXのトレードしてみると利益が生まれるかもしれません。

ライントレード手法


FXをする際にいつエントリーすればいいか分からないと考える人が多いのではないでしょうか。

FXでエントリーする際は、直前の安値と高値を基準にトレードすると良いとされます。この理論は多くのFXトレーダーが参考にしていますからこれらを考慮して、トレンドライン、レジスタンスライン、サポートラインを引きます。

そうすれば、利確ポイント、損切りポイントが明確になりFXのトレードがしやすくなります。

ここで注意してほしい点が、期間の短いローソク足(1分足、5分足など)はこれらのラインが機能しにくいです。ですから、より長期期間のチャートにラインを引きそれをもとにFXのトレードするとうまくダウ理論が機能します。


FXトレードの王道押し目買い、戻り売り


大きなトレンドに乗って稼ぐのはFXでは基本中の基本です。ですから、大きなトレンドができたらエントリーしてトレードをはじめたいところです。

しかし、レートは常に一定の方向に進んでいるわけではありません。トレンドができた時、エントリーしたらそこからトレンドが終わり損をしてしまう経験をした人はいるのではないでしょうか。トレンド相場はエントリーのタイミングが難しいですよね。

トレンド時はFXで確実に利益を出すために、押し目、戻り売りを覚えておくと便利です。

押し目買いとは、上昇トレンドができた際に少しだけ下がる時があります。その時を狙って買いでエントリーする事です。ダウ理論と合わせてラインを引けば、損切りポイントも明確になりますし、うまくトレンドに乗ることもできます。

戻り売りは、押し目買いの逆で下降トレンドの時に少し上がった時に買いのエントリーをします。

FXで王道のトレード方法を紹介しましたが、いかがでしたか。これは多くのFXトレーダーが知っている手法ですが、役立ちますからぜひ有効に活用してみてはいかがでしょうか。


窓埋め手法


みなさんはアノマリーという言葉をご存知ですか? アノマリーとは、「論理的な根拠はなくとも起こってしまう出来事」を言います。

実はFXにもこのようなことがあります。それは、チャートの窓が閉まるという現象。

窓とは、画像のように前後のローソク足が乖離して生まれる穴の部分を指します。この窓の部分を閉めるようにレートが動くことがよくあります。

画像も一度窓が開いて、そのあとに閉じていますよね。

また、この窓は週初めの早朝に開くことがあるので、窓閉めを狙ってトレードをすると利益が上げられます。まどは大体2,3時間で閉まることが多いとされます。

画像「窓埋め」

しかしいつ窓が閉まるかわかりません。ですからトレンド相場ではなくレンジ相場でやるとリスクを減らしたトレードができます。また、なかなか次の市場が始めるとレートが急変する場合があるので、その時までにはポジションをしまいましょう。

取引ルールはスタイルや時間、手法に合わせて


取引ルール例 自分のライフスタイルからおおよそのトレードスタイルは見つけられたでしょうか?

FXにおいてルールがないトレードでは、勝つのが難しいです。そこで、トレードルールをしっかり決める必要があります。

初心者にとっていい塩梅のルールを探すのは難しいことですから、トレードスタイルに合わせてFXのトレードルールの目安となるものを表にまとめてみました。


スキャル デイトレ スイング
元手 5万円〜 20万円〜 50万円〜
取引高 5000通貨〜 〜1万通貨 〜3万通貨
通貨ペア マイナー通貨 なんでもOK メジャー通貨
時間帯 8時台 or 22時台 1日中 いつでも
1回の損失 1% 5% 10%
実効レバレッジ 10倍 5倍 3倍

会社通い、忙しい人はスキャルピング or スイング


スキャルピングなら出勤前の8時や出勤後の22時がおすすめで、この時間であれば値動きの活発な相場でトレードをすることができます。

およそ5分から1時間程度でスキャルピングトレードは行うことが可能。リスクもそこまで大きくないので、FX入門者が少し触る程度にはとても良いトレードスタイルとなります。

スイングはかなり難しいトレード手法ですが、表のようにルールを決めていればそこまでリスクも大きくはなりません。さらに慣れてしまえば手間がかからず利益の望めるFXのトレードスタイルとなります。

デイトレは基本的に画面から離れられない


デイトレードは自由度が高くお手軽に見えますが、ニュース一つで大きく動く値動きに振り回されるFXスタイルでもあります。

ルールは上で紹介した表を参考基準とし、自分のルールをカスタマイズしていく必要がありますね。


まとめ。おすすめの時間、手法、ルール、スタイル


ここまでみてきて、いかがでしたか。FXで利益を出すためにはまず自分がいつ取引をし、どのスタイルで取引をすればいいか考えなければいけません。では最後に今回の記事に関してまとめると、

  • ・FXのトレードスタイルは、スキャルピング、デイトレード、スイングの3つ
  • ・FXでおすすめの取引時間は、東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の3つ
  • ・スタイル別に異なるルール(上の表を参照)を決めよう

という3つになります。FXには多くのトレード方法が存在しますが、利益を生み出すためにはまず自分に合った手法を見つけることが最も重要になります。今までスキャルピングをして利益を出していた人がいきなりスイングにかえても成功するとは限りません。その逆もそうです。

FXでは損をすることは必ずありますが、その損からどれだけの事を学ぶかを常に心がけると利益が上がることは間違いなしです。

また、FXで一攫千金を狙うのではなくコツコツ利益を狙い投資を通してよりよい人生が送れるといいですね。


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