国外トレード会社の課税制度

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FX海外口座の税金丸わかり3分講座

海外口座に課されている税金制度ってよくわからないですよね。FXで発生した利益の何%が税金の対象になるのか分かりにくいですし、はじめての海外口座の利用となると税金の申告方法すら分からないかもしれません。

誰もが一度は頭を抱える海外FXの税金計算ですが、一度ポイントさえつかめばFX初心者であっても理解ができます。なぜなら海外FXの税金制度の理解は税率の計算方法と税金額の申告方法さえ掴めば十分だからです。

そこで今回のコンテンツではこの2点を中心に海外口座利用時の税金制度について見ていきます。コンテンツの中では確定申告の手順や節税方法についても触れているので一読するだけで海外FX関連の税金制度の理解が大きく深まります。




オレンジ色の矢印




国内のFX口座との計算方法の違い


総合課税で計算される


国内FXの場合は申告分離課税が適用されますので利益の大きさに関わらずかかる税金は20%が課されます。その一方で海外FX口座の場合ですと税金制度は国内のFX口座と違い総合課税となるので累進税率が適応されます。

申告分離課税?総合課税?累進税率?

なんだか難しい税務用語がたくさん出てきましたね…。

平たく言うと国内のFX口座の場合はFXで発生した利益が20%の課税対象になり、海外口座の場合はFX以外の所得を合算して税金計算!ということになります。

ちなみに総合課税を採用している海外のFX口座の税率は課税対象所得に応じてこのように変わります。

税金の対象額 税率
195万円以下 15%
195万円以上、330万円以下 20%
330万円以上、695万円以下 30%
695万円以上、900万円以下 33%
900万円以上、1,800万円以下 43%
1,800万円以上 50%

総合課税の場合は最大50%という税金計算がなされますので、FXの利益が増えれば増えるほど税金額が増えます。この課税対象金額に応じて税率が変わるという点は海外口座でFXに取り組むのでしたら認識しておきたいですね。


便利な海外口座の税金対策方法


総合課税が課される海外口座でFXに取り組む場合、課税対象金額を引き下げることがそのまま節税対策になります。そこでここでは課税対象金額を低く抑えることに繋がる2種類のポイントをまとめてみました。

  • 経費計上を活用する
  • ボーナスを損失として計上する

ここで取り上げたそれぞれのポイントの詳細については1つずつ見ていきます。

経費計上を活用する


実はFXではFX関連で発生した諸経費を経費として計上して税金の対象になる課税所得額から差し引くことができるのです。FXで発生する税金額を下げるためにもこの経費計上を使わない手はありません

ちなみに海外口座でFXに取り組んだ際に経費計上が認められるコストとしてはこのようなものがあります。

  1. FX用のパソコンの購入費
  2. トレード関連の交通費
  3. FXセミナーの参加費経費
  4. 電話料やネットの利用料
  5. 資料や新聞書籍費
  6. 取引にかかる手数料

これらを経費として申告すれば、課税対象金額から控除されるので積極的に利用したいですね。経費として計上するためには確定申告時の申告用紙の経費記入欄に該当項目と金額を記載するだけで事足ります。

ボーナスを損失として計上する


二つ目の税金対策はボーナスを損失として計上するという方法です。

海外口座の中には「FX口座に入金した額を還元する」なんてことがあります。100万円入金したら100万分のポイントを配布するなんていうのが代表的です。このFX業者が提供するポイントは出金対象にはなりませんが、損失額として計上することもできるのです。

例えば海外口座を2つ使っていたとします。

このケースで一方の海外口座では200万円の利益が発生し、もう一方では100万円と100万ポイントの損失が出ていたとします。

本来であればポイントはFXトレーダーの私費ではいので、私費の損失額は現金の100万円だけですよね。

しかし税金額のカウント上においてはボーナスポイントの損失も損失額として計上することができます。その結果として本来ならば100万円の利益がFXで発生しているにも関わらずプラスマイナスがゼロになるので税金を支払わずに済みます。

意外とこの海外のFX業者が提供しているポイントが税金の減額対象になるというのは知らない人が多いので押さえておくとよいでしょう。


確定申告用の書類の書き方


さてこのコンテンツもそろそろ後半に入ります。そこでここからはここまで触れてこなかった確定申告関連の書類の書き方と書類の送付方法について見ていこうと思います

まず最初にやることは国政局HPの所得税(確定申告書等作成コーナー)にアクセスすることです。

申告手順

アクセスをすると「確定申告書作成コーナー」というバナーが見えるのでこのバナーをクリックします。

税金の申請手順?

すると「確定申告書作成コーナー」というページに入ります。このページの中にある「申告書・決算書収支内訳書等 作成開始」をクリックします。

確定申告の方法

すると「e-Tax」と「書面提出」の選択ができる箇所が映るので「書面提出」をクリックします。

手順4

するとまた別のページに飛ぶのでこちらのページの中にある「下記のチェック項目については、すべて確認済みです」にチェックを入れます。そして「事前準備完了 次へ」をクリックするとまた別のページに進みます。

手順5

こちらのページは所得税の確定申告書や青色申告決算書などの紙面を作成するページになります。今回は通常の所得税なので「所得税コーナーへ」をクリックします。

手順6

するとまたいくつかの選択肢が出てきますね。今回はFXで発生する利益の申告なので「左記以外の所得のある方(すべての所得対応)」の枠内にある「作成開始」をクリックします。

税金の申告手順

すると提出方法を選択するページに進みます。こちらのページは「確定申告書等を印刷して税務署に提出する」が初期値となっています。ここは変更なしでOKです。

また海外口座でFXに取り組んだ時に発生する利益の税務申告なので青色申告のチェックも外したままにしておきます。生年月日だけを入力し、「入力終了(次へ)」をクリックします。

手続き方針8

すると所得を入力する項目に移ります。このページでは給与所得欄の「入力する」をクリックします。

税務処理の手順

すると各種の金額を入力するフォームに移ります。こちらのフォームに入力することになる数値は海外口座で発生したFXの利益額ではなく、源泉徴収票に記載された数値となります。

そこで現在お勤めの方はお手元に源泉徴収票を用意しましょう。その上で@〜Fまでを源泉徴収票に記載されている通りに入力することになります。入力ができたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

確定申告の手順10

こちらも同様に入力し、「入力終了(次へ)」をクリックします。

税金の手続き11

こちらも同様に入力し、「入力終了(次へ)」をクリックします。

申告手順12

こちらも同様に入力し、「入力終了(次へ)」をクリックします。

申告手順13

これで源泉徴収票の内容は入力できました。

税務申告の手順14

次に給与所得以外の項目の入力に移ります。海外口座でFXに取り組んだ際の利益額は雑所得になりますので雑所得の中の「その他欄」にある「入力する」をクリックします。

税金の申請手順15

FXの利益は個人年金と違うので上記以外(報酬等)という欄の「入力する」をクリックします。

海外FXの税務関係

すると個人年金以外の雑所得を入力するフォームに切り替わります。FXの利益に伴う税金額を申告する以上、種目には「証拠金取引」と入力します。

名称には海外口座(FX会社)名、場所にはFX会社の本社所在地を入力します。利用しているFX口座が複数ある場合、利益が発生しているFX口座の情報はすべて入力することになります。

入力が完了したら「入力終了(次へ)」をクリックします。

海外口座の確定申告

ここまでFXで発生した利益の申告方法について見てきました。実はFXで発生した利益と同様にFXで発生した損失や必要計上をするのもこちらのフォームから行います。

この損失や必要経費の計上方法についてもご紹介します。損失や必要経費を計上する場合は、先物取引に関わる「雑所得等」という欄にある「入力する」をクリックします。

課税関係の手続き18
課税関係の手続き19

するとこのような入力フォームが出てくるので各項目を埋めていきます。最初の所得区分は「雑所得用」を選択し、種類は外国為替証拠金取引を入力します。決済年月日は空白でも構いません。

損失がある場合には差金等決済に係る利益又は損失の額欄に金額を入力します。必要経費等欄には経費(パソコン代や書籍代等)を入力します。 申告したいすべての項目の入力ができたら「「入力終了(次へ)」をクリックします。」

申請手順20

すると所得控除の申請をした項目が一覧で出てきます。表示内容を確認して入力情報に不備がないことが分かれば「入力終了(次へ)」をクリックします。

財務報告関係21

同様に税額控除に関しても誤りがないかを確認します。特に問題がないようであれば「入力終了(次へ)」をクリックします。

気になる税務申告手順22

すると還付金額が表示されます。こちらも同様に問題がないかをチェックします。

申告手順23

内容に問題がないようでしたら一番下までスクロールして「次へ」をクリックします。

海外FXの税金のまとめ

すると住民税や事業税の入力に関するページに飛びます。そこで「住民税・事業税に関する事項」をクリックします。

税金の申請関係

こちらではまず住民税の徴収方法を選択します。※もしあなたが会社にFXに取り組んでいることがばれたくないサラリーマンの方でしたら「自分で納付」を選択するようにしましょう。

扶養親族がいる場合は該当箇所の入力も必要になります。

投資結果の報告26

引き続き下にスクロールしながら必要項目を入力し、該当する項目に数字を入力していきます。入力が必要な箇所の入力が終わりましたら「入力終了(次へ)」をクリックします。

税金の申請に関して27

次に氏名や住所といった個人情報を入力するフォームに進みます。こちらは氏名や現在のお住まいを入力し、入力が終わりましたら「入力終了」を押すことになります。

確定申告の手順の28

次のページも同様に入力します。

税務申告に関するポリシー29

個人情報の入力が終われば還付金額が計算されます。この金額を確認の上、還付金額の受け取り方法を選択してから「次へ」をクリックします。

税務申告30

するとマイナンバーを入力するページに移るのでこちらのページで番号を入力します。入力が終わりましたら「次へ」をクリックしてから印刷をします。

これにて税金の申告の際に欠かせない税務申告の一連の手順が完了です。


海外口座なら税金の未申告がばれない?


よく海外口座でFXの運用をしていると、ばれないから税金を申告しなくていいなんていう話を耳にします。もしかしたらあなたも一度くらい「海外のFX口座は税金の申告をしなくてもばれない・・・」なんて噂を耳にしたことがあるかもしれません。

この税金の申告をしなくてもばれないというのは本当なのかでしょうか?それともでたらめなのでしょうか?この点に関して考えてみます。

入金の時点で送金履歴が残る


結論から言うと、海外口座を使っているから税金を払わなくてもばれないというのはあながちウソではありません。なぜなら税務署が強制捜査をしない限りは、税金の申告漏れが発覚することはないからです。

ただしです。世の中そんなに甘くはありません。

海外口座を開設し、クレジット決済などでFX口座に入金した時点で保有しているFX口座に入金・出金の履歴が残ってしまいます。つまり海外口座を調べられたら一瞬でFXのトレード結果が全て発覚します。

ここで気になるのは利用している海外口座からどのように税金の未申告がばれるかです。一見すると海外口座経由で発生したFXの利益は容易に隠せそうですよね。

出金した時点でばれる


この見出しにあるように海外口座で発生した利益はFX口座から出金した時点でばれます!なぜなら日本国内の金融機関は、100万円以上の国外送金があった場合には税務署に報告する義務が課せられているからです。

もちろん仮に100万円をFX口座に入金し、100万円をFX口座から出金するのでしたら問題はありません。ただしFX口座からの出金額が200万円になる場合、FXで利益が発生したことが明らかになります。

出金先を海外の金融機関にしたらばれない?


この話を聞くと海外の金融機関に口座を作ってそこに出金したらいいんじゃないのか?と考えつくかもしれません。

この方法は正直ばれにくいとは思います。正直管理人が知る限り金融庁が個人の海外口座に照会をかけるなんて事例は聞いたことがありません。

とはいえそれも絶対とは言えませんし、リスクが大きいのでおすすめはできません。FXの脱税で逮捕なんてニュースはざらにありますからFXで儲けた利益はきちんと確定申告で税務署に申請するのが無難です。


FX海外口座の税務制度の総括


このコンテンツではここまで海外口座でFXに取り組んだ時の税金制度と税金額の申告方法について見てきました。ここまで紹介してきた内容の中で特に重要なポイントを最後に振り返ってみます

  • 1.海外口座は総合課税になる
  • 2.少しの工夫で税金対策ができる
  • 3.税金の無申告はリスクが高い

これらのポイントが頭に入っていれば海外口座でFXに取り組んだ際に課される税金制度の理解はばっちりです。


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