FXのエントリーポイントを見極める4つのトレンド指標を解説

「FXのエントリーポイント」アイキャッチ

  • 「エントリーポイントが分からない・・・」
  • 「またエントリーポイントを間違った・・・」

こんなことに頭を抱えていないでしょうか?

実はFXトレーダーなら誰もが一度は頭を抱えることになる的確なエントリーポイント探しにはいくつかコツがあります。

エントリーポイント探しのコツ
例)ダウ理論やテクニカル指標という数値的な指標から売買タイミングを探す。
例)チャートの流れを分析し、勝てるタイミングをエントリーポイントに選んだ上でFXに取り組む

どうった基準でエントリーポイントを探すにせよ、FXの結果は着手タイミングで9割決まる以上、エントリーポイント選びに力を入れることは欠かせません

そこで今回のコンテンツでは、FXでエントリーポイントを探す際に欠かせない4つのポイントを公開しようと思います。

なお、エントリーポイントを正確に判断するには詳細な分析が重要となるため、優秀なツールが使える海外FXがおすすめです。

中でもXMTradingならMT4/MT5に対応しているうえ、VPSや取引シグナル配信サービスも無料で使えます。

初心者の方でも専門家の知識やノウハウを活用できますので、XMTradingで勝率アップを目指してみてはいかがでしょうか。

勝率が高いFXのエントリーポイントとは?

FXのもみ合い相場
まず、FXの世界で最もよく利用される「勝率が高いエントリーポイント」の見つけ方を紹介します。

そのエントリーポイントの見つけ方とはズバリ、「勝ち馬に乗る」という手法です。

「勝ち馬に乗る」というのは一体どういうことなのでしょうか?詳細についてはこれから解説していきたいと思います。

もみ合いが終わった所を狙う

最初に紹介するのは売りと買いの攻防が激しく、値動きが拮抗している相場である「もみ合い相場」です。

この「もみ合い相場」は、売りと買いが繰り返されているのでエントリーポイントを探しづらいとFXの入門書では言われています。

このことはあながち間違ってはいませんが、「売りと買い」が拮抗しているタイングは、絶好のエントリーポイントにもなり得ることも。

そこで、FXでもみ合い相場を活用する方法についてこれから紹介しようと思います。

もみ合い相場を活用する方法とは?

FXの世界でもみ合い相場を活用するためにまずやることは買いが勝つか売りが勝つかをじっと観察し、エントリーポイントを探ることです。

買いと売りのどちらに軍配が上がるのかは、チャートを見て判断することになります。

チャートを検証する際の大原則

チャートを見る時はまずレジスタンスラインとサポートラインと呼ばれる二種類のラインを引きます。

FXにおけるもみ合い相場

レジスタンスラインはチャートの高値同士、サポートラインは安値同士を結びます。

レジスタンス・サポートラインいずれも長期足と短期足ごとに引くようにし、現在のチャートがどの階層にいるかを観察していきましょう。

例えば買い勢力が上回る場合は長期足と短期足のサポートを抜け、さらに短期レジスタンスの上へと突き抜けていきます。

抜けた後は「戻り」が発生することが多く、短期レジスタンスに触れるか触れないかくらいまで一瞬下がることが多いですね。

ここでまた上昇を始めたら、この瞬間こそが狙い時

現役トレーダーの意見
現役トレーダー

勝敗の行方を見届けながら勝ち馬に乗る形でエントリーすることになるので、筋の良いエントリーポイントを選べます。

このエントリーポイントはFX経験の浅いFXトレーダーの方にも見つけやすいので、ぜひ実践して頂きたいものです。

FXトレンドでのエントリーポイント

続いてトレンド相場でのエントリーポイントを紹介していきます。

トレンド相場はFXの相場の3割を占め、しばらく同じ方向への値動きが続くことが多いのが特徴。

うまくエントリーポイントを見極めれば、一回のエントリーで高い利益を狙うことができます。

なお、トレンド系だけでなく、オシレーター系の指標についても知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連:FXのオシレーター系とは?トレンド系との組み合わせが吉

ダウ理論に基づくエントリー方法

FXのトレンド相場では、ダウ理論を用いることでエントリーポイントを見つけやすくなります。

このダウ理論というのはFXに限らず株式相場の分析などにも広く用いられている定評のある理論です。

ダウ理論はこれから紹介する6つの法則から成り立っています。

  • 平均は全ての事象に織り込む
  • トレンドは3種類ある
  • 主要なトレンドは3段階で構成される
  • 平均値は相互に確認する
  • トレンドは出来高でチェックする
  • 転換シグナルが出るまでトレンドは続く

この6つの法則の詳細を解説すると時間がかかるので、今回は基本法則の紹介に留め、細かい解説は割愛します。

さて、ダウ理論を利用したFXのエントリータイミングに話を戻します。

「ダウ理論をFXで活かす」といっても良くわからないと思いますので、活用するコツについて紹介していきます。

ダウトレンドのチェック方法

ダウ理論に基づいてFXのエントリーポイントを見つける時は、トレンド発生の兆候を感じても慌てず明確なシグナルがあるまで待ちます

ダウトレンド

じっくりと相場の動きを待っていると値動きが上昇した後、一瞬戻しがあってそこからまた戻しポイントを超えるといったことがあります。

まさにここが絶好のエントリーポイントです!

ただし、戻しがあってまた跳ね上がるまではエントリーポイントではないので、慌てないように注意しましょう。

このようにダウ理論を用いると、エントリーポイントが極めて明確であるので迷わずエントリーができるようになります。

FXのテクニカル指標からエントリーポイントを掴む

次にテクニカル指標が発するシグナルを用いてエントリーポイントを探す方法を紹介していきたいと思います。

ゴールデンクロス

まず紹介するのは、短基線と長期線の2本の移動平均線を使ってエントリーポイントを見つける方法です。

何日線を利用するかはFXトレーダーの好みにもよりますが、大抵は短期線として5日線、長期線として25日線などを用います。

ゴールデンクロスとは?

2本の移動平均線を用いてエントリーポイントを見つける場合には、二つの線が交わるのをじっと待ちます。

上記画像のように、短期線が右肩上がりの長期線に対し、クロスして上に抜けていくタイミングがありますよね?

このタイミングをFXでは「ゴールデンクロス」といい、買いのエントリーポイントであるサインです。

ゴールデンクロスで買い注文を出すと為替相場の値上がりが期待できるので、結果として高確率で利益が発生します。

現役トレーダーの意見
現役トレーダー

勝率の高いエントリー地点を見極められるゴールデンクロスは、スキャルピングやデイトレードをはじめとした短期型のFXと相性抜群。

もしデイトレやスキャルピングに取り組む予定があるのでしたら是非とも利用してみてください。

デッドクロス

先ほどはゴールデンクロスについて紹介しましたよね。

実はFXの世界にはゴールデンクロス以外にも短期線と長期線の二本の移動平均線を用いてエントリーポイントを見つける方法があります。

それは何かというと右肩下がりの長期線に対し、短期線が下に抜けたタイミングを見つける方法です。

FXの世界ではこのタイミングは売りのエントリーポイントとして利用されます。

デッドクロスとは?

一般的には「デッドクロス」といいます。FXで売りからエントリーをしたいのでしたらこのデットクロスを利用しない手はありません。

移動平均線とMACDをサインに

次にFXで役立つ移動平均線とMACDを組み合わせてエントリーポイントを見つける方法を紹介します。

※MACDとは?
=ボリンジャーバンドのように、移動平均線を分析するためによく利用されるテクニカル指標の1つ。

このMACDと移動平均線の組み合わせでエントリーポイントを探せば、買いのエントリーポイント探しも売りのエントリーポイント探しも精度が上がります。

買いと売りのエントリーポイント探しで、MACDと移動平均線を活用するコツは以下です。

MACDと移動平均線の活用
◎買いのエントリーポイント
チャートが移動平均線より上にある
0ラインより上でMACDとシグナルが交差

◎売りのエントリーポイント
チャートが移動平均線より下にある
0ラインより下でMACDとシグナルが交差

これも多くのFXトレーダーからよく好まれるパターンです。

ポイントさえ理解すればFX初心者でも利用できるのでFXに取り組むのでしたら今回紹介した2パターンは押さえておきたいですね。

FXでは無理にポジションを持たないことが重要

FXのエントリーポイントを見つけるには「無理にポジションを持たないこと」が重要です。

いきなりこのようなことをいうと、戸惑う方もいらっしゃるかもしれません。

ですがFXの世界においては余計なポジションを持たないことはよいエントリーポイントを見つけることに直結するのです。

その理由についてこれから見ていきます。

ポジポジ病に注意

エントリーポイントを見つけるのが苦手な方の中には、ついつい絶好のエントリーポイントであるかどうかを見極めず、感覚的にポジションを持ってしまう方がいます。

これをFXでは「ポジポジ病」と呼んだりもしますね。

よく「エントリーポイントを探っている内に一度もエントリーできなかった…。」という相談を受けますが、むしろそれは健全でよいことだと思います。

なぜならエントリーというのは勝てるときにすればよいのであり、勝てそうにない時は控えるというのは戦略上正しいからです。

要するに、適切なエントリーポイントと判断できないときはエントリーしないというのは正しいアプローチ、ということですね。

取り組むのFXがデイトレであれ、スイングトレードであれ、相場の流れが見えないときは取引を控えるようにしましょう。

エントリータイミングのルール化

そしてもう一つ付け加えていうならば、一度決めたルールの通りにエントリーするという行為がFXの成功には欠かせません。

毎回同じようにエントリーしていても、時に外れることがあるかもしれませんが、それで良いのです。

トータルで当たっていることの方が多ければ、FXの結果は自ずとポジティブなものになります。

つまり、FXでは勝てるときにポジションを持ち、トータルで勝てばよいのです。

これまで紹介したFXのエントリーポイントを参考に実践される際は、ぜひこの心構えを忘れずにFXに取り組むことをおすすめします。

よくある質問

FXのエントリーポイントに関するよくある質問は以下の通りです。

  • エントリーポイントを見極められるFX指標を一覧は?
  • スキャルピングに活用できるエントリーポイントの指標は?
  • エントリーポイントがわからないFX初心者は何を指標にすべき?

エントリーポイントを見極められるFX指標を一覧で教えてください

FXのエントリーポイントを見極める指標としては、以下などが挙げられます

  1. 押し目買い
  2. 戻り売り
  3. 水平線の反発
  4. 水平線のブレイクアウト
  5. ゴールデンクロス
  6. デッドクロス
  7. ダイバージェンス
  8. チャートパターン
  9. 移動平均線とMACD

FXでエントリーポイントを見極める指標は多岐に渡ります。

当記事で紹介した指標を始め、様々な指標を用い、勝率の高いトレード方法を模索するのが重要です。

スキャルピングに活用できるエントリーポイントの指標は?

スキャルピングに活用できるエントリーポイントの指標は、以下が挙げられます。

  • 移動平均線(MA):
    短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜いたとき、それは買いのエントリーポイントとなる可能性があります。逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜いたときは売りのエントリーポイントとなる可能性があります。
  • RSI(相対力指数):
    一般的に、RSIが70を超えると過買(売り時)状態、30を下回ると過売(買い時)状態とされます。
  • MACD(移動平均収束拡散):
    MACDは、短期の移動平均と長期の移動平均の差を示し、その差が0を上回ったり下回ったりする時点をスキャルピングのエントリーポイントとして利用できます。
  • ボリンジャーバンド:
    ボリンジャーバンドは、価格が標準的な範囲を超えて動いたときにトレーダーに通知します。上バンド(または下バンド)を超えたとき、それはエントリーポイントとなり得ます。
  • ボリューム:
    価格変動と一緒に取引量(ボリューム)が増加すると、その動きは一般的に信頼性が高いとされます。つまり、高ボリュームを伴う価格の変動は、スキャルピングのエントリーポイントとして使用できます。

関連:海外FXスキャルピング手法!ハイレバスキャルで稼ぐコツ

エントリーポイントがわからないFX初心者は、何を指標にすべきですか?

FX初心者で、エントリーポイントがわからない・判断が難しい方は、まずは当記事でご紹介した指標から意識してみてください。

  • ダウ理論に基づくトレンド分析
  • ゴールデンクロス
  • デッドクロス
  • 移動平均線とMACD

また勝算が無い場合、無理にポジションを持たないことにも留意しましょう。

まとめ

当記事で紹介した、FXのエントリーポイントの見極め方は、以下の4つです。

FXでエントリーポイントを見極める指標
  1. ダウ理論
  2. ゴールデンクロス
  3. デッドクロス
  4. 移動平均線とMACD

どれも実践しやすい指標・方法をご紹介いたしましたので、みなさんもぜひ実践してみてください。

また初心者の方は特に、「無理にポジションを持たないこと」を意識しましょう。

あらかじめ決めたルールに則り、勝率の高い戦略を選び続けることを、心がけてみてくださいね。

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初心者の方でも専門家の知識やノウハウを活用しながら取引スキルを身に付けられますので、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

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